アキノクロス（2000年生、母シティハンター）
Akino Cross
2000.05.05
アキノクロス（2000年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「秋の（人名より）＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時16歳）と交配したシティハンターが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のタイムチャレンジレース(一般C2)。
経歴
デビュー前
和田正道厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2002年）
6月15日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
10月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
12月1日、中6週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
3歳（2003年）
2月12日、中7週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた6戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ オレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩部純二騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。
8月10日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（7戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。
12月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。
4歳（2004年）
8月1日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月13日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモンローガールから2馬身半差の2着となった。
10月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンラブリーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
11月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月15日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小松丈二騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアッピークィーンをクビ差制して勝利を手中に収めた。
11月29日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小松丈二騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小松丈二騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小松丈二騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5歳（2005年）
1月9日、中0週で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
4月16日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
4月29日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。
5月16日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
5月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
6月26日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
7月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトップタイムを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。
8月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木忍騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサカモトカントリーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。
9月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木忍騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
9月12日、連闘で迎えた39戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木忍騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
9月19日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木忍騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。
9月25日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木忍騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイタクマリンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
10月1日、連闘で迎えた42戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木忍騎手（17戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリベルテをクビ差振り切って雨下の大混戦を制した。
10月17日、中1週で迎えた43戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木忍騎手（18戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に敗れた。