ユアザスター（2013年生、母ホシノユメ）

ユアザスター（2013年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は鹿毛。種牡馬のセイントアレックス（当時6歳）と交配したホシノユメが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2015年のウィナーズチャレンジ8に勝利した他、2020年のハヤテ特別(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

6月2日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクライフターンを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

7月8日、中4週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのブラックタイド賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ5（門別ダート1800m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったトドイワガーデンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシリカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリンダリンダに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2016年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月30日、中9週で迎えた12戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた13戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の日野特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

10月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月5日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた17戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2017年）

1月22日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた19戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた20戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったウインアンビションを半馬身捉え切れず2着となった。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月10日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月3日、中7週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5歳（2018年）

1月21日、中6週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で北村宏司騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったステラルーチェに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（8戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（9戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月8日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（10戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

12月2日、中9週で迎えた34戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6歳（2019年）

1月19日、中6週で迎えた35戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた36戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、石桜杯（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のセンティグレードに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

6月3日、中3週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた40戦目は、麦秋特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月18日、中1週で迎えた41戦目は、夏至特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、令和元年台風19号災害被災者支援（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた43戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマジョリティーに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月23日、中1週で迎えた44戦目は、ポインセチア賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7歳（2020年）

1月7日、中1週で迎えた45戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゲットザグルーブを半馬身振り切って5勝目をマークした。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたボナテスタ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月5日、中1週で迎えた47戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボナテスタに1馬身の差をつけて制した。

4月21日、中1週で迎えた48戦目は、花梨賞（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8歳（2021年）

3月14日、約11か月の休養明けで迎えた49戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（8戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月27日、中5週で迎えた50戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた51戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた52戦目は、薄暑特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

2021年8月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。