ホクセツパワー（2000年生、母ホクセツエレガンス）

ホクセツパワー（2000年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力強い馬になることを願って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時13歳）と交配したホクセツエレガンスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C1-2。

経歴

デビュー前

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2003年）

10月9日、デビュー戦は玉垣光章騎手を鞍上に据えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテクノオペラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

2月3日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月3日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4月22日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイガービアスに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバリアントパシャを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイルドストームを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。