マイネルモナーク（1993年生、母シヤトウメリー）

マイネルモナーク（1993年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時18歳）と交配したシヤトウメリーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

11月5日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったマイネルペルセウスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセイントリファールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナイスデザートに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1997年）

7月5日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5歳（1998年）

4月4日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、タンポポ特別（宇都宮ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、れんげ草特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中0週で迎えた12戦目は、ヤマブキソウ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、シャクナゲ特別（宇都宮ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大木義一騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。