マツノヴェネーノ(2011年生、母マツノメガミ)
Matsuno Veneno
2011.05.31
マツノヴェネーノ(2011年5月31日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミツアキサイレンス(当時14歳)と交配したマツノメガミが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はミツアキ牧場。戦績は、地方41戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の一般C1-4。
経歴
デビュー前
高橋優子厩舎(金沢)へ入厩。
2歳(2013年)
12月3日、デビュー戦は葛山晃平騎手を鞍上に据えて、2歳(金沢ダート900m 曇/不良)に出走。馬体重は435kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた2戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、2歳(金沢ダート900m 雨/不良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したジョイストームに半馬身届かず2着に敗北した。
12月24日、連闘で迎えた3戦目は、2歳(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は葛山晃平騎手(1戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
3歳(2014年)
1月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は青柳正義騎手(1戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたカーマ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
6月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた5戦目は、3歳B6(金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(2戦0勝)。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。
7月6日、中1週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた6戦目は、3歳B8(金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(3戦0勝)。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B7(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手(4戦0勝)。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B9(金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手(5戦0勝)。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
8月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B7(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手(6戦0勝)。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウルトラトップを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。
9月16日、中1週で迎えた10戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B4(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
9月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(7戦1勝)。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(8戦1勝)。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
11月25日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2六(金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(9戦1勝)。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手(10戦1勝)。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2八(金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手(11戦1勝)。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリベレイショニストに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
4歳(2015年)
3月27日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、かほく四季まつり特別(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手(12戦1勝)。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
4月5日、連闘で迎えた17戦目は、政井郁遼誕生日記念(金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手(13戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
4月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-3(金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手(14戦1勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったプリンセスキラリンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
4月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2(金沢ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手(15戦1勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた20戦目は、青葉の湯涌お楽しみ市特別(金沢ダート1500m 雨/良)に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手(16戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
5月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-3(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手(17戦1勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手(18戦1勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウナンアランに8馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
6月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-3(金沢ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は13戦連続で青柳正義騎手(19戦2勝)。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
7月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で青柳正義騎手(20戦2勝)。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。
9月6日、中6週で迎えた25戦目は、一般C1五(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は15戦連続で青柳正義騎手(21戦2勝)。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトミケンカリエンテに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
9月20日、中1週で迎えた26戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、井原ファミリー来場記念(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルイチスクワートに8馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
10月6日、中1週で迎えた27戦目は、ほっこりまつり特別(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(22戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた28戦目は、吉野工芸の里フェスタ特別(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(23戦2勝)。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
11月3日、中1週で迎えた29戦目は、いとうゆう君 元気に退院記念(金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(24戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた30戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般B2-7(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-3(金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(25戦2勝)。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパープルフレックスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月8日、連闘で迎えた32戦目は、ゴーゴー金沢競馬賞(金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(26戦3勝)。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。
12月22日、中1週で迎えた33戦目は、金沢競馬師走杯(金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(27戦3勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
5歳(2016年)
3月27日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般B2三(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
4月5日、連闘で迎えた35戦目は、一般B2-4(金沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(28戦3勝)。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
4月19日、中1週で迎えた36戦目は、オムライスの日特別(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(29戦3勝)。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた37戦目は、九谷茶碗まつり特別(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(30戦3勝)。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-3(金沢ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は柴田勇真騎手(1戦0勝)。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-4(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(31戦3勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のウィステリアガールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月12日、中1週で迎えた40戦目は、熊本地震被災地復興祈念(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(32戦4勝)。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた41戦目は、熊本地震被災地復興支援(金沢ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(33戦4勝)。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。