ジャドブッファン（2019年生、母サンソヴール）
Jas de Bouffan
2019.04.17
ジャドブッファン（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランスにある屋敷の名称。母系より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したサンソヴールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の後垣内紀行退職記念。
経歴
デビュー前
Ｇ１サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。
奥村武厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2022年）
3月27日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。
8月28日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。
9月30日、中4週で迎えた3戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の後垣内紀行退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェルクアーサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
10月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
11月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
デビュー前
Ｇ１サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。
桜井今朝利厩舎（愛知）へ入厩。
11月23日、デビュー戦は塚本征吾騎手を鞍上に据えて、寿太郎祝傘寿記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
12月21日、中5週で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。
4歳（2023年）
1月2日、中1週で迎えた8戦目は、松島記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したカイオルにクビ差届かず2着となった。
1月17日、中1週で迎えた9戦目は、多度大社 神馬会 錦山号賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファットーラモーレを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。
2月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。
2月16日、中1週で迎えた11戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、もぎちゃん生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
3月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
3月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
4月27日、中3週で迎えた14戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
5月11日、中1週で迎えた15戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。
6月16日、中2週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
7月21日、中4週で迎えた18戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
10月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと3日（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着を確保した。
10月25日、中1週で迎えた20戦目は、初霜月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた21戦目は、リブレリーア賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。