モンスターワイド（1997年生、母マルヨハヤテ）
Monster Wide
1997.04.01
モンスターワイド（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時16歳）と交配したマルヨハヤテが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方39戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の新涼特別(一般C2一)。
経歴
デビュー前
佐々木国広厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1999年）
7月2日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドナイトムーンから3馬身差の2着に敗北した。
8月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のりんどう特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月29日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の女郎花特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月21日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の磯菊特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンコロニーから2馬身半差の2着となった。
11月24日、中4週で迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の秋明菊特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
3歳（2000年）
1月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の紅梅特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山林堂信彦騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月6日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳戦のあさがお特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋尚也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
4歳（2001年）
1月3日、連闘で迎えた17戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月23日、中2週で迎えた18戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。
2月21日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間光雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカオリードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
3月20日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間光雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ビレッジゲートに交わされて2馬身差の2着となった。
4月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールドエタニティに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。
4月30日、中1週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
6月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。
7月10日、中3週で迎えた26戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルジョッキー賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。
7月16日、連闘で迎えた27戦目は、夏雲特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた28戦目は、新涼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハッピーランドをハナ差振り切って2勝目を挙げた。
8月27日、中3週で迎えた29戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、りゅう座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
9月6日、中0週で迎えた30戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
10月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1二イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
11月7日、中2週で迎えた33戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、高麗川特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。
5歳（2002年）
2月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、須藤一弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
3月5日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須藤一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。
4月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
4月29日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた37戦目は、一般C1九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。
5月21日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。