アイビンアイリス（1987年生、母ミネノビクトリー）

アイビンアイリス（1987年6月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のルイヴイルサミツト（当時7歳）と交配したミネノビクトリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山田政宏。戦績は、中央平地8戦1勝、地方30戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

5月6日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミルフォードテミスに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

11月17日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

4歳（1991年）

3月24日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロテクノから3馬身差の2着となった。

6月24日、中3週で迎えた13戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロテクノに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月15日、中2週で迎えた14戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターアイユウをアタマ差制して制した。

8月17日、中4週で迎えた15戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた16戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツゼアキングから2馬身差の2着に敗北した。

9月24日、連闘で迎えた17戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツゼアキングから1馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコーヨーランをクビ差制して勝利をモノにする

12月1日、中3週で迎えた20戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1992年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファユリイカからクビ差の2着となった。

1月21日、中2週で迎えた23戦目は、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロシェーンに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は川口道助騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた25戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた26戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた28戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた29戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた30戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた31戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた33戦目は、川上明人騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた34戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた35戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川上明人騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月15日、中2週で迎えた36戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山田寿雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた37戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、約4か月半の休み明けで迎えた38戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。