ゴールデンプレート（1983年生、母ラビウム）

ゴールデンプレート（1983年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヴアイスリーガル（当時17歳）と交配したラビウムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地31戦4勝2着8回。1987年の京葉ステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

11月3日、12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニーライトから1馬身差の2着に敗北した。

11月16日、10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスリアルムをクビ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

3歳（1986年）

1月7日、4歳400万下（中山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月8日、4歳400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

3月30日、4歳400万下（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月31日、4歳400万下（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したザリッチにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月14日、4歳400万下のグラジオラス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

7月12日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

8月3日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は原田俊彦騎手。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月17日、4歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田俊彦騎手。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたジェットリドン決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月6日、4歳以上400万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田俊彦騎手。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月21日、4歳以上400万下（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で原田俊彦騎手。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

10月4日、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田俊彦騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアロウンウルフをアタマ差振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

4歳（1987年）

1月17日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったミヤシロスズオーにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

2月1日、ハンデ戦で5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月22日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクトフレンドを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。

3月8日、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

3月29日、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月19日、5歳以上1400万下の春風賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月9日、5歳以上1400万下の薫風特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアイアンシローにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月10日、4歳以上1400万下のオクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

10月25日、4歳以上900万下（東京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

11月22日、4歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメーティスにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月12日、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は安田富男騎手。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

5歳（1988年）

1月6日、5歳以上900万下の門松賞（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメディアシローに1馬身半の差をつけて勝利を収めた。

1月31日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたロードキルター決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月20日、5歳以上900万下の三峰山特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったメディアシローにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、5歳以上900万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月17日、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。