サニーライト（1983年生、母クリコスモ）

サニーライト（1983年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時8歳）と交配したクリコスモが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地10戦4勝2着2回。1986年のスプリングステークス(G2)に勝利した他、1986年の京都新聞杯(G2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

11月3日、12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンプレートに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月8日、9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストマイテイから半馬身差の2着となった。

3歳（1986年）

1月25日、4歳400万下の寒梅賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月22日、4歳400万下の水仙賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のカシマウイングをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

3月30日、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバーニングダイナを半馬身差し切って勝利を掴み取った。

4月29日、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランパズドリームを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

5月25日、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手。23頭立ての5番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

9月28日、3歳G3のセントライト記念（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月19日、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタケノコマヨシにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手。21頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。