バトルゴダイバ（1988年生、母キタノマベラス）

バトルゴダイバ（1988年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のベストブラツド（当時11歳）と交配したキタノマベラスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は林勇。戦績は、中央平地15戦0勝、地方27戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の江ノ島特別(B3二)。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

3歳（1991年）

1月15日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた11戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

12月27日、中6週で迎えた16戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のランランガールに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1992年）

1月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクミツオーから3馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中3週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーシンキヤツプから半馬身差の2着となった。

2月27日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルアバウンドから1馬身差の2着となった。

6月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた22戦目は、せせらぎ特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた23戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスビジョンをアタマ差制して勝利を手に入れた。

7月24日、中0週で迎えた25戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンザメイモンに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月6日、中1週で迎えた26戦目は、うなばら特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中0週で迎えた27戦目は、江ノ島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノストレツチに3/4馬身の差をつけて優勝

8月22日、連闘で迎えた28戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月28日、連闘で迎えた29戦目は、溝井啓二騎手を鞍上に迎えて、わし座特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーシャインに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月9日、中1週で迎えた30戦目は、まがたま賞（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦3勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた31戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた32戦目は、初秋特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトアレスから2馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、オクトーバーハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1993年）

1月29日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた35戦目は、麗春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた36戦目は、弥生特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた38戦目は、ブラッドストーン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は溝井啓二騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた39戦目は、ダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（10戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた40戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、ながつき特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた41戦目は、サファイヤ特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた42戦目は、まがたま賞（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾形秋徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。