ジャストワンルック（2016年生、母プランシングレディ）

ジャストワンルック（2016年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ちょっと見てよ」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時13歳）と交配したプランシングレディが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。主な勝ち鞍は2019年のゼラニウム賞(A2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,047.6万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、平井裕によって1,188万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

3月2日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は532kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月8日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサパムーカンチャイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルクステージに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスモールウェーブをアタマ差振り切って制した。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のゼラニウム賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスターインステルスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の楽天競馬でもらってうれしいポイント賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。