ホーカーシーホーク（2006年生、母エデン）

ホーカーシーホーク（2006年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「戦闘機名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時19歳）と交配したエデンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我博。戦績は、中央平地17戦0勝、中央障害12戦0勝2着2回、地方15戦4勝。主な勝ち鞍は2008年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

上田二郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

7月1日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は427kg。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月5日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレミゼラブルに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナンカイリリーに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルブツアリエスに1馬身1/4の差をつけて制した。

12月10日、中5週で迎えた7戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦3勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

3歳（2009年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦3勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大山真吾騎手（10戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた12戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大山真吾騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大山真吾騎手（12戦3勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で大山真吾騎手（13戦3勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったミナミノヒリュウに詰め切れず、2馬身半差の1着4勝目を手に入れた。

6月4日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で大山真吾騎手（14戦4勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

11月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた16戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた17戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4歳（2010年）

1月5日、中2週で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた22戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた24戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のタイランドカップ（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原隆一騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の負けじ心を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

10月30日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

5歳（2011年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、4歳以上1000万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原隆一騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月17日、約8か月の休養明けで迎えた35戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月24日、連闘で迎えた36戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中6週で迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサティスボーイからクビ差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2012年）

1月15日、中3週で迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルウイングから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中3週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた43戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月4日、中9週で迎えた44戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子光希騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。