サノイチ（2011年生、母エトレーヌ）

サノイチ（2011年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋１」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したエトレーヌが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。2017年の霜月ステークス(オープンハンデ)で3着に入った他、2016年のオアシスステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

7月14日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るアマアマを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月1日、中6週で迎えた6戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキタサンシンゲキにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下の冬桜賞（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2014年）

2月17日、中7週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸びで驀進したが、伸びてきたプリサイスエース決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したサリレモンドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中5週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

9月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、M.エスポジート騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダンディーソルに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の鳥屋野特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.エスポジート騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の河口湖特別（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の西湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したトーセンマイティにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月21日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下のクリスマスキャロル賞（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2015年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた18戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の富嶽賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のマサノグリンベレーに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月29日、中9週で迎えた21戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の麒麟山特別（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月11日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のプリサイスエースを3/4馬身振り切って優勝

11月8日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上1600万下の銀嶺ステークス（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上1600万下の三河ステークス（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上1600万下の妙見山ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5歳（2016年）

2月6日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のイントロダクションに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた27戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月24日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、オアシスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦3勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

6月11日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのBSN賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた31戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦3勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた33戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2016ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた34戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた35戦目は、バレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月22日、中9週で迎えた36戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、オアシスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月10日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

11月19日、約5か月半の休養明けで迎えた38戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7歳（2018年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、バレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた40戦目は、総武ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた41戦目は、京葉ステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた42戦目は、欅ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で武藤雅騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月23日、約6か月半の休養明けで迎えた44戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

8歳（2019年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた45戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、能登雪割草・門前そばの市（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヤノガルネリに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月1日、中1週で迎えた46戦目は、げんぞまいり特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンクウカイを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

4月21日、中2週で迎えた47戦目は、楽天競馬で楽しくおトクに!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエイシンペガサスに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月24日、約6か月の休養明けで迎えた48戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、みついし花だより特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた49戦目は、おトクで楽しい楽天競馬賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエイシンクウカイに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月1日、中1週で迎えた50戦目は、どぶろく祭り特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブロウユアマインドに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月18日、中1週で迎えた51戦目は、香林坊ツリーファンタジー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（5戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェリシアルチアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

2021年4月6日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。