ワタリプリンス（1998年生、母フリートクレスピン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2000年）

7月26日、デビュー戦は山田延由騎手を鞍上に据えて、3歳B1（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳A3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノミュージックに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカマツワカクモから半馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のネイチャーカラーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンゲッターからアタマ差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、ポセイドン特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田延由騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田延由騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田延由騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、3歳A（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田延由騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアキタテイオーに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山田延由騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は14戦連続で山田延由騎手（13戦3勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた15戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山田延由騎手（14戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダッチェスにハナ差届かず2着に惜敗した。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月10日、中5週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1690m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月7日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月10日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2五（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5歳（2003年）

1月16日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

2月4日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったゴリウォーグに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ウインミラクルに交わされて1馬身差の2着となった。

7月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた31戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた33戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

6歳（2004年）

1月2日、約5か月の休養明けで迎えた34戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月21日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。