セニョリータ（1999年生、母サクラタイム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤敏明から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、伊藤敏明から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、石川県馬主協会によって525万円で落札された。

3歳（2002年）

4月13日、デビュー戦は熊木良介騎手を鞍上に据えて、3歳B（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したボスジャンボを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月6日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳B（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパルデメールに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたゴールデンアミーゴ決め手に屈してハナ差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の日本海ダービー（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテイエムサンライズにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒカルパラディーゾにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイエスアローに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月3日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ローレルフェイスに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロッツエに約13馬身の大差をつけて3勝目を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、シクラメン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2003年）

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオエブアンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツジノテンザンに5馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

5月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスリーミサイル決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（8戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクブルーリボンに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマックススピードを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中9週で迎えた22戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるタイムサインを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、ひまわり賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（11戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、中0週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のソウルマンに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月12日、中3週で迎えた26戦目は、馬事畜産振興賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。