テイワイグレート（1995年生、母ペルシアンステート）

T.Y.Great

1995.04.30

テイワイグレート（1995年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時9歳）と交配したペルシアンステートが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の3歳。

経歴

デビュー前

須田茂厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

9月28日、デビュー戦は立花伸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファインリックに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で立花伸騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1998年）

2月2日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で立花伸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイフレンドバッグを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で立花伸騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で立花伸騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、カナハラパワーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で立花伸騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で立花伸騎手（6戦2勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で立花伸騎手（7戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月13日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で立花伸騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で立花伸騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で立花伸騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、4着を確保した。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で立花伸騎手（11戦2勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で立花伸騎手（12戦2勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で立花伸騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。