アンダーワカフジ（2000年生、母アンダーノーザン）

アンダーワカフジ（2000年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋新（若い）富士山のように気高く激しく」。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時19歳）と交配したアンダーノーザンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我博。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦3勝2着3回。2003年の日高賞(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月1日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノエンブレムに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

11月25日、中8週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターマジックから1馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィトラーをクビ差制して優勝

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィトラーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエレガントマミーから4馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールギャランテーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のひなげし賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のダリア賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のオータムカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月1日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楓賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中5週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月28日、中4週で迎えた19戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月25日、中7週で迎えた20戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、春風特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、卯月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた22戦目は、つつじ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月12日、中5週で迎えた23戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた24戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。