バンボリーナ（1995年生、母アルパインスウイフト）

Bambolina

1995.04.07

バンボリーナ（1995年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のランフォーエバー（当時9歳）と交配したアルパインスウイフトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は能登 一男。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バリアシオンバレイに交わされて2馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、レーヌダンサーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月14日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のビコーチャンドラをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（1998年）

7月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中舘英二騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。