テイエムサンドリア（2017年生、母アレキサンドリア）

テイエムサンドリア（2017年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時12歳）と交配したアレキサンドリアが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はタニグチ牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C9。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

6月7日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

8月16日、中9週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

2020年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月30日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー51（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタイクーンバゴをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウゴールデンに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月13日、中3週で迎えた7戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月24日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーホウゴールデンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、明日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月26日、中7週で迎えた10戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた11戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のセンショウレサイヤに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、恋路ヶ浜特別（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノットソーキュートに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月18日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、四谷の千枚田特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7月12日、中0週で迎えた19戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、テンパ-ド協賛と-の誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず最後はシャンパンムーンと並んで4着同着となった。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、トーセンリヤンに交わされて1馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、リレ杯～輝け、ヲタクの絆～（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた26戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月6日、中2週で迎えた28戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアルソリートに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた29戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、竹島海岸特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のラビオンアスールをクビ差振り切って制した。

4月13日、中5週で迎えた31戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた32戦目は、恋路ヶ浜特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（11戦2勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた33戦目は、牛の滝特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。