サンテローズ（2017年生、母マンビア）

サンテローズ（2017年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「マンビアビーチがある地名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時16歳）と交配したマンビアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,800万円（5.6万×500口）で一口馬主が募集された。

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

6月21日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線に入ると、前で粘るジレーネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4歳（2021年）

2月6日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナムラショウグンに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

4月4日、中7週で迎えた4戦目は、4歳以上2勝クラスの明石特別（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの夕月特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のルースに3馬身半の差をつけて久々の実戦を物にした。

5歳（2022年）

1月8日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの寿ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月1日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上3勝クラスの関ケ原ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカレンルシェルブルを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦をモノにした。

11月19日、中6週で迎えた8戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上はC.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2023年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定のハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（2戦2勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

2023年1月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。