フィールドヘイロー（1999年生、母フィールドミスワキ）

フィールドヘイロー（1999年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時12歳）と交配したフィールドミスワキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般B16。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

4月20日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未出走（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月22日、中5週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビーポジティブに詰め切れず、約15馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

11月11日、中6週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパワフルナカヤマに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2003年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイプルダンディーから半馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

1月10日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。