メイプルダンディー（1998年生、母リリースマイル）

メイプルダンディー（1998年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時13歳）と交配したリリースマイルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦6勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年のアザレア特別(一般C)。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3歳（2001年）

9月8日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月6日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のピロバレイに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中3週で迎えた5戦目は、万両特別（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエムマイコに半馬身の差をつけて制した。

4歳（2002年）

1月18日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマナミナミから3馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーリベロから1馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリッグから6馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリファイターに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリッグから3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた13戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた15戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた17戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーロバリーから2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフィールドヘイローに半馬身の差をつけて優勝

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートセイコーから3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアートゥーからアタマ差の2着に甘んじた。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファストハンターに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムアイチをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

4月16日、連闘で迎えた24戦目は、スィートピー特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（16戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、都忘れ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中5週で迎えた26戦目は、野いちご特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（18戦6勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で児島真二騎手（19戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で児島真二騎手（20戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で児島真二騎手（21戦6勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中8週で迎えた30戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（22戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーハイルから1馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（23戦6勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドヒルからハナ差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（24戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（25戦6勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。