メイショウランザン（2020年生、母メイショウガンツ）

メイショウランザン（2020年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+嵐山」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したメイショウガンツが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方6戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2023年のC2一3歳以上(C2一)。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

12月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、C2一3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアスクヴレーヴモアを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2024年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月9日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンクウワールドを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、ツツジ賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したイセベイを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月12日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したリリーズブルームに3/4馬身届かず2着となった。

10月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。