ヨシノキャロル（2001年生、母ゴールデンキャロル）

ヨシノキャロル（2001年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したゴールデンキャロルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

上川薫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2003年）

7月6日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は419kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフカガワクンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、リードを5馬身以上キープして、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のクリスマス特設（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

3歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた5戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3月7日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエムエッチグロリーをアタマ差振り切って2勝目をゲットした。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウエイミランに交わされて1馬身差の2着となった。

10月16日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルエピスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月13日、中3週で迎えた15戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で新原健伸騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、鮫島克也騎手鳥栖市市民栄誉賞受賞記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた21戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノブルーローズに交わされて1馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた23戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた24戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイプラスに4馬身の差をつけて優勝

6月19日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（15戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンシンランマンに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月24日、中4週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（16戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターキングオーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月19日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（17戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月16日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた31戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（18戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルチャイムにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月6日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（19戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。