タヤスツヨシ（1992年生、母マガロ）
Tayasu Tsuyoshi
1992.04.26
タヤスツヨシ（1992年4月26日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時6歳）と交配したマガロが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地13戦4勝2着3回。1995年の日本ダービー（東京優駿）(G1)に勝利した他、1995年の皐月賞(G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞2勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 5馬身
ベストレース
- レース名
- 日本ダービー（東京優駿）
- 日付/馬齢
- 1995年5月28日/3歳
- コース
- 東京芝2400m左
- 指数
- 着順
- 1着
- オッズ/人気
- 3.1倍/1番人気
- 馬番/頭数
- 14番/18頭
- 天候
- 曇22.7℃
- 馬場状態/馬場速度
- 良/極遅
- レースラップ
- 平均=12.2/ラスト=11.6
- 通過順位
- 9-10-12-14
- 馬体重増減
- 468kg0
- 出走間隔
- 中5週
- 騎手斤量
- 小島貞博57.0kg
血統
概要
母のマガロは海外22戦4勝。曾祖母のAspidistraは海外14戦2勝。父のサンデーサイレンスは海外G1・6勝（米国ダ[6勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7×6*6 | 5.46% |
| き | Pharos＝Fairway | 7*7*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Pharamond | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Solario | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Nearco | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Blue Larkspur | 6*6×6 | 4.68% |
| 牡 | Phalaris | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Man o' War | 7*7×6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Black Servant | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7×7*7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Equipoise | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Mahmoud | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Hyperion | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | War Admiral | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Black Toney | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Selene | 6*7×7 | 3.12% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 7×6 | 2.34% |
| 牝 | Nogara | 7×7*7 | 2.34% |
| 牝 | Plucky Liege | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7×7 | 1.56% |
| 牝M | La Troienne | 6*6 | 3.12% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 1-r
レース成績
経歴
デビュー前
鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
8月7日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。
9月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンライバルに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったフジキセキに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
12月3日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリモアメジストを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って順当に勝利した。
12月24日、中2週で迎えた6戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナリタキングオーを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って重賞初挑戦初制覇を果たした。
3歳（1995年）
2月12日、中6週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったナリタキングオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
3月18日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
4月16日、中3週で迎えた9戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（5戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したジェニュインにクビ差届かず2着に惜敗した。
5月28日、中5週で迎えた10戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（6戦3勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は2着のジェニュインに1馬身半の差をつけて世代の頂点に昇り詰める
9月17日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（7戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
10月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（8戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。
11月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（9戦4勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。