ドラールスルタン(2019年生、母ギブミーアチャンス)
Doral Sultan
2019.04.09
ドラールスルタン(2019年4月9日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ(当時9歳)と交配したギブミーアチャンスが17歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は福田牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、福田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、布施光章によって572万円で落札された。
角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。
2歳(2021年)
5月20日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ(門別ダート1000m 晴/重)に出走。馬体重は484kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったプライルードにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
6月16日、中3週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のDOシニア65賞(門別ダート1200m 曇/良)に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたナッジ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
6月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳(門別ダート1100m 曇/良)に出走。鞍上は阿部龍騎手(1戦0勝)。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るナチュラルボーンを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
7月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(2戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
8月19日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ(門別ダート1000m 晴/重)に出走。鞍上は桑村真明騎手(1戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したバイクミューズを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
9月7日、中2週で迎えた6戦目は、2歳(門別ダート1500m 内回り 晴/重)に出走。鞍上は阿部龍騎手(3戦1勝)。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサラヘレンを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って制した。
10月5日、中3週で迎えた7戦目は、2歳(門別ダート1600m 内回り 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(4戦2勝)。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったホンニヨカに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのトパーズ特別(門別ダート1600m 内回り 雨/重)に出走。鞍上は桑村真明騎手(2戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
3歳(2022年)
4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦の牡羊座特別(門別ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は阿部龍騎手(5戦2勝)。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の清和月特別(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(6戦2勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
6月1日、中4週で迎えた11戦目は、芽生すずらん群生地賞(門別ダート1700m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手(7戦2勝)。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。
7月5日、中4週で迎えた12戦目は、アカンサス特別(門別ダート1600m 内回り 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手(8戦2勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた13戦目は、真歌公園賞(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手(9戦2勝)。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
8月17日、中3週で迎えた14戦目は、ノウゼンカズラ特別(門別ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手(10戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
9月14日、中3週で迎えた15戦目は、雄武の宝うまいもんまつり特別(門別ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手(11戦2勝)。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた16戦目は、サロマ大収穫祭特別(門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手(12戦2勝)。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
10月26日、中3週で迎えた17戦目は、ポッカレモン100(門別ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は桑村真明騎手(3戦0勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた18戦目は、由仁町 由栗いも特別(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は阿部龍騎手(13戦2勝)。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。