エイトカラット（1995年生、母ヒカリスキー）

エイトカラット（1995年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時15歳）と交配したヒカリスキーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）鵡川牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のマルチドリーム特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1997年）

9月26日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、馬体重は456kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスクロスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月11日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のノースポール特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1998年）

1月2日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月29日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月25日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオオタレディーに4馬身の差をつけて制した。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のソウルクィーンをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、秋晴特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のギネスブックに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、’98フェイスフルレイン特別（3）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（10戦4勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、オパール特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンスパークからアタマ差の2着に甘んじた。

11月18日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（12戦4勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、マルチドリーム特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダークスカイに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（1999年）

2月4日、中7週で迎えた16戦目は、バレンタインスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハネダマリカから1馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、マルチヒット特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた18戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2000年）

3月14日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、春風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。