ステルスライン（2001年生、母プラスターグレース）
Stealth Line
2001.04.03
ステルスライン（2001年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時22歳）と交配したプラスターグレースが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、地方34戦5勝2着5回。2004年の京浜盃(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
高松弘之厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2003年）
8月8日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は530kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンディフォンテンに3/4馬身届かず2着となった。
11月7日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスキーアイドルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの千両特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
12月8日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したクラヤシマにクビ差届かず2着に甘んじた。
3歳（2004年）
1月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの’04 サンライズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
1月13日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の立駿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハセノパウエルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝
3月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったベルモントストームに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
4月21日、中6週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
6月3日、中5週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、5着に終わった。
7月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
8月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。
4歳（2005年）
1月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた13戦目は、睦月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（11戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。
2月21日、中6週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の駿麗特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（12戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。
3月18日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
5月9日、中6週で迎えた16戦目は、コルヒドレ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（14戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったバトルマジックランに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
5月26日、中1週で迎えた17戦目は、新緑賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑島孝春騎手（15戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
6月26日、中3週で迎えた18戦目は、万緑賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑島孝春騎手（16戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のノブナガノヨウニを3/4馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。
8月5日、中5週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の涼風賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑島孝春騎手（17戦2勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。
9月14日、中5週で迎えた20戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で桑島孝春騎手（18戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイナナキセキを半馬身振り切って勝利をモノにする
11月4日、中6週で迎えた21戦目は、ポルックス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で桑島孝春騎手（19戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリストサファイアに4馬身の差をつけて優勝
12月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、仲冬賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で桑島孝春騎手（20戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。
5歳（2006年）
1月12日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で桑島孝春騎手（21戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月13日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で桑島孝春騎手（22戦4勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。
8月1日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で桑島孝春騎手（23戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。
8月29日、中3週で迎えた26戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で桑島孝春騎手（24戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
10月3日、中4週で迎えた27戦目は、アルゲニブ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で桑島孝春騎手（25戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。
11月28日、中7週で迎えた28戦目は、トパーズ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は26戦連続で桑島孝春騎手（26戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた29戦目は、うまステ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は27戦連続で桑島孝春騎手（27戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
6歳（2007年）
2月19日、中7週で迎えた30戦目は、アメジスト賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は28戦連続で桑島孝春騎手（28戦4勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したバンクレイドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
3月29日、中4週で迎えた31戦目は、’07スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で桑島孝春騎手（29戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
5月8日、中5週で迎えた32戦目は、’07グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で桑島孝春騎手（30戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。
6月8日、中3週で迎えた33戦目は、万緑賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で桑島孝春騎手（31戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月31日、中7週で迎えた34戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は32戦連続で桑島孝春騎手（32戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。