イズジョーボヌール（2017年生、母ビバロングライフ）

イズジョーボヌール（2017年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸福（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアサクサキングス（当時13歳）と交配したビバロングライフが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森政巳。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森政巳から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、沖田哲夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月13日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（2020年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆一騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

2020年1月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月16日、中5週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベアジェットを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴィーヴォを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目を手にした。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のブライトスター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のレッドスター特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の古湯特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のカルミア賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。