プライムチェアー（1995年生、母Western Moon）

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

1月31日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のゲイリーファルコンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って18着に敗れた。

6月21日、中9週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアベリア賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（6戦1勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4歳（1999年）

1月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のトラスティスカウトに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、勝ったフラワータテヤマにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3月14日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワシントンパイザーを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月31日、約7か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上900万下の円山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（9戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンハイブルースをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

12月26日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

5歳（2000年）

1月5日、中0週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（11戦4勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月19日、中5週で迎えた20戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の春望ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、キーゴールドにクビ差交わされて2着となった。

3月25日、中4週で迎えた21戦目は、5歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（12戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、伸びてきたヒダカクラフティー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた22戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の京葉ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた23戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

10月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた25戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の神無月ステークス（東京ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

12月10日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（13戦4勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

6歳（2001年）

1月22日、中3週で迎えた28戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の羅生門ステークス（京都ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた29戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の橿原ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

7月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

9月8日、中6週で迎えた31戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の藤森特別（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の久多特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上1000万下の天ケ瀬特別（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上1000万下の比良山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。