スマイルポジション（2003年生、母バンボリーナ）

スマイルポジション（2003年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「微笑＋位置」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時19歳）と交配したバンボリーナが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、地方12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2006年）

4月7日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた3戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したレインボーエヌピーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したブルーショウリを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったカントリーダンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホワイトタキシードを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシップウをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の藍の花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の橘特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2007年）

1月11日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。