ハイパワードトップ（2016年生、母オリーブジュエル）

ハイパワードトップ（2016年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「高出力の＋首位」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したオリーブジュエルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月23日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダンサーバローズに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

2月23日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイキャンテーラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。