ツヨシジョオー（1997年生、母クレインジョー）

ツヨシジョオー（1997年6月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時5歳）と交配したクレインジョーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、地方34戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊田田村牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月17日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中8週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

9月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリサイタルに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノカスガに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

3歳（2000年）

1月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のきんせんか特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大友勝利騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったペパーミントボーイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大友勝利騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、3歳戦の若松特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大友勝利騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月21日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、3歳戦の桔梗特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大友勝利騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大友勝利騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた17戦目は、3歳戦のりんどう特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大友勝利騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大友勝利騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4歳（2001年）

1月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で大友勝利騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた20戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた24戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、一般C2五（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で白田日出夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で白田日出夫騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2五イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大友勝利騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（12戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大友勝利騎手（14戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

5歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大友勝利騎手（15戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

2月28日、中7週で迎えた32戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大友勝利騎手（16戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大友勝利騎手（17戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。