エスケイタイガー（1995年生、母カーペンタービー）

エスケイタイガー（1995年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメリーナイス（当時11歳）と交配したカーペンタービーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、地方20戦7勝2着1回。1998年の黒潮盃(地方重賞)に勝利した他、1998年のブルーバードカップ(地方重賞)を制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

波多野高次厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1997年）

6月25日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、馬体重は488kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノフラワーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミランストームに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月23日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハクスターに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月12日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウシュホーに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月29日、中6週で迎えた5戦目は、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1998年）

2月11日、中5週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のアトミックサンダーに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

4月15日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドヘッドに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1999年）

6月17日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦6勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

10月8日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、ハンデ戦の’99オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

11月17日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

5歳（2000年）

8月28日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグヘリオスから半馬身差の2着となった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた13戦目は、駒ケ岳賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、白神賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた15戦目は、地方重賞の早池峰賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサコンドルをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2001年）

7月9日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。