サブノマサムネ（2011年生、母スマイルヒメ）

サブノマサムネ（2011年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時10歳）と交配したスマイルヒメが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、地方19戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の秋晴特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

8月16日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブライドルレザーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2014年）

3月11日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の敢闘精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のリコーセイクリッドを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワールドジャックに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月26日、中6週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したハイパワーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（2015年）

12月25日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、最後はカーボンタイクーンと並んで3着同着となった。

5歳（2016年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーサムリヴァイヴに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

2月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったショウナンカウィーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオーダシティーに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラバウターマンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月19日、中5週で迎えた13戦目は、カーネーション特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったマイカイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ミッドサマー特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、いて座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた16戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた17戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、秋晴特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のツナグテに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

11月18日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。