スナークギャロップ（1990年生、母エンプレスショウワ）

スナークギャロップ（1990年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時10歳）と交配したエンプレスショウワが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方19戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

8月29日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカーネーションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（1994年）

6月12日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

5歳（1995年）

3月19日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月13日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったショーアップに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野元昭嘉騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた13戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1996年）

2月5日、中6週で迎えた14戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた15戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノアダムスに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワアリーナに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3月31日、中2週で迎えた17戦目は、開設68周年記念（荒尾ダート2150m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた18戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本幸次郎騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた20戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシントイチバンをアタマ差制して久方ぶりの実戦をモノにした。

12月8日、中2週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7歳（1997年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、新春特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドロスから2馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた26戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドロスから半馬身差の2着となった。

2月23日、中2週で迎えた27戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた28戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホウユウプリンスに4馬身の差をつけて5勝目を収める

3月23日、中1週で迎えた29戦目は、弥生特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた30戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般A1（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた31戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。