ナゲットレイツ（2012年生、母ハッピーチケット）

ナゲットレイツ（2012年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋比率。黄金率」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時15歳）と交配したハッピーチケットが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は滝本健二。戦績は、中央平地9戦0勝、地方5戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般B2-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、滝本健二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹本いずみによって157.5万円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月1日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

3歳（2015年）

3月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったサマーサラファンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月4日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた11戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアポロセイバーに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月20日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のロイヤルアスカに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1-5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサクヤヒメに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2-6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカナナに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。