ジンサキガケ（1996年生、母トーコーチェリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽禮治から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、神野仁によって1,648.5万円で落札された。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリードミージーザスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（1999年）

10月9日、約11か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2000年）

4月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノジョオーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりの実戦をモノにした。

4月29日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターパレードを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンキョウゲットを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める

6月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月21日、中0週で迎えた10戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミカワチャコを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のイダテンエイコウをアタマ差振り切って4勝目を収める

10月2日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、若林利道騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5歳（2001年）

6月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた19戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた20戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた21戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた23戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月16日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンアーチから1馬身半差の2着となった。

3月6日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のオールザフレイズに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

3月17日、中1週で迎えた31戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップテスコに2馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

4月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクールジャッジをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5月25日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた34戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた35戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた36戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた37戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた39戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月25日、中4週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた40戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた42戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。