ディンプル（1984年生、母モンナバンナ）

Dimple

1984.04.10

ディンプル（1984年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゼロフアイター（当時10歳）と交配したモンナバンナが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月5日、デビュー戦は酒井健二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったスノーパークに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ゲンブスポートに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリングフィールドを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

11月28日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井健二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。