クレバーウイン（1994年生、母ナルタキグロリー）
Clever Win
1994.05.26
クレバーウイン（1994年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時8歳）と交配したナルタキグロリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷田牧場。戦績は、地方58戦4勝2着3回。1997年のひまわり賞(地方重賞)で3着に入った他、1997年のオープン特別で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
村上実厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（1996年）
6月9日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、馬体重は431kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホクシャダイから1馬身差の2着となった。
7月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカツヤマリュウホーをクビ差制して初勝利を挙げた。
8月4日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒賞（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノハマナスからクビ差の2着に甘んじた。
9月28日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の野菊賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトサクラに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
10月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳B（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月10日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の南部駒賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦の東北サラブレッド3歳チャンピオン（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
3歳（1997年）
1月3日、中2週で迎えた9戦目は、5歳C1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月5日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 雨/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた15戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月24日、中3週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
9月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月5日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のIAT杯（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳オープンのオープン特別（盛岡芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（15戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、中3週で迎えた22戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（16戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（1998年）
8月6日、約8か月の休み明けで迎えた24戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、サードニックス賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
9月3日、中3週で迎えた25戦目は、木村龍二騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
9月21日、中2週で迎えた26戦目は、稲穂特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村龍二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた27戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた28戦目は、オパール特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月5日、中2週で迎えた29戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村龍二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1999年）
2月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた32戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた33戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に終わった。
4月5日、中2週で迎えた34戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
4月28日、中2週で迎えた35戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた36戦目は、初夏特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
6月8日、中2週で迎えた37戦目は、木曽川特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた38戦目は、花しょうぶ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい5着に終わった。
7月27日、中4週で迎えた39戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
6歳（2000年）
5月30日、約10か月半の休み明けで迎えた40戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、忘れな草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた41戦目は、パール特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月25日、連闘で迎えた42戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた43戦目は、カンナ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月6日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた45戦目は、白菊特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月11日、中2週で迎えた46戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、行道山特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月27日、中1週で迎えた47戦目は、ディッセンバー特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（2001年）
1月6日、中0週で迎えた48戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた49戦目は、若竹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月11日、中2週で迎えた50戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月23日、中1週で迎えた51戦目は、きつつき特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノストロングに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
3月19日、中2週で迎えた52戦目は、メイプル特別（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月6日、中2週で迎えた53戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、とき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた54戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノマッケンオーから3/4馬身差の2着となった。
5月6日、中1週で迎えた55戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサフィニアに1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
5月26日、中2週で迎えた56戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、アカシヤ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた57戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月24日、連闘で迎えた58戦目は、烏川特別（足利ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。