グランパンチョ（1996年生、母シービーグレース）

グランパンチョ（1996年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時7歳）と交配したシービーグレースが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（株）丸沼千明牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方44戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般B2。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3歳（1999年）

10月3日、約10か月半の休養明けで迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着を確保した。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

12月30日、中5週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた7戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイウインザーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、5歳C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストサンロードに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツシーズに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、田沢湖特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンコトブキからハナ差の2着に惜敗した。

7月3日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイナリーから半馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた16戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミタカセントオーから2馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のピメンタベップに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドピアザからクビ差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた25戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2001年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミタカセントオーに3/4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

4月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた28戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（14戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（15戦4勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（16戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスサンダーから1馬身半差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（17戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月19日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（19戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた36戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（21戦4勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で草地保隆騎手（22戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で草地保隆騎手（23戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で草地保隆騎手（24戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のニチジュウモガミに3馬身の差をつけて制した。

12月23日、中1週で迎えた41戦目は、かまくら特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で草地保隆騎手（25戦5勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で草地保隆騎手（26戦5勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた43戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で草地保隆騎手（27戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、約3か月の休養明けで迎えた44戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で草地保隆騎手（28戦5勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドタワーに3/4馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

4月29日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で草地保隆騎手（29戦6勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で草地保隆騎手（30戦6勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で草地保隆騎手（31戦6勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミバーサスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月9日、中1週で迎えた48戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で草地保隆騎手（32戦7勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた49戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で草地保隆騎手（33戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた50戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で草地保隆騎手（34戦7勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。