マロンミルフィーユ（2012年生、母フェルナンディーナ）

マロンミルフィーユ（2012年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「栗の菓子」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したフェルナンディーナが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C3四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

7月27日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

10月2日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホクトくん賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたマイディスティーノ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2015年）

1月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた9戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月23日、中9週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の機内誌「ラポラ」賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったクロフネエアロールを半馬身捉え切れず2着となった。

7月15日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた15戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山裕也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた17戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は小山裕也騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベターライトブルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高畑皓一騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高畑皓一騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高畑皓一騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高畑皓一騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったグレイスタイムにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はアルファマリニンと並んで2着同着となった。

1月28日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山裕也騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山裕也騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた32戦目は、亮太・洋美ハッピーウエディング記念（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

6月3日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた36戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。