ハシノフォーチュン（1994年生、母ヒダカツクイン）

ハシノフォーチュン（1994年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時11歳）と交配したヒダカツクインが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、地方34戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の港区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

6月30日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハナタバに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミルアイセルに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1998年）

3月9日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のアビリティガールを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

10月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のビクトリーワカオーに3馬身の差をつけて4勝目を収める

10月12日、中0週で迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、港区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のウィナーズグローリに1馬身の差をつけて優勝

12月3日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（1999年）

1月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた13戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月19日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ゴールドガイアにクビ差交わされて2着となった。

10月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6歳（2000年）

5月21日、約7か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般C2四五六（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた21戦目は、鵜沼和永騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鵜沼和永騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリックマジステールをクビ差制して久々に白星を挙げた。

8月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鵜沼和永騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鵜沼和永騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鵜沼和永騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた26戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

10月19日、中0週で迎えた27戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノファントムに1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月7日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鵜沼和永騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鵜沼和永騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7歳（2001年）

3月20日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鵜沼和永騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月6日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた31戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。