ココロヲコメテ（2014年生、母アイアンゴールド）

ココロヲコメテ（2014年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時15歳）と交配したアイアンゴールドが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）グローリーファーム。戦績は、地方22戦2勝2着4回。2016年のビギナーズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グローリーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって432万円で落札された。

桜田浩樹厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2016年）

7月16日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシグラップヒラリーに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンエイリシャールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ベンテンコゾウに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメモリーダンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞の知床賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2017年）

7月22日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦のオーシャンブルー賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のルビーエクリプス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた11戦目は、ルネッサンスブルー賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、高知の新米ファーストキッス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山本政聡騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、盛岡地場産賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で山本政聡騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゲラーデをハナ差振り切って2勝目をマークした。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山本政聡騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた15戦目は、セイスピカ賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山本政聡騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったメイショウサギリに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、シノノメ賞（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山本政聡騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、パステルベル賞（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた20戦目は、バレットブローニング賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中0週で迎えた21戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（17戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。