レオヴァーサス（2003年生、母ドレスアップ）

レオヴァーサス（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋対」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時12歳）と交配したドレスアップが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は筒井征文。戦績は、中央平地16戦0勝2着2回、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C1三アイ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、筒井征文から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、レオによって525万円で落札された。

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルブーバリスに交わされて3馬身差の2着となった。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったオンファイアにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

3歳（2006年）

1月28日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月22日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

9月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島ダート2400m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

4歳（2007年）

5月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月5日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメインザナゲットに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月25日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ウィザーフォンテンに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた24戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月15日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず最後はサンライトライダーと並んで7着同着となった。

5歳（2008年）

7月23日、約8か月半の休み明けで迎えた26戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた29戦目は、秋収特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は田中力騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。