イキナウワサ（1996年生、母アケノチェリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山敏之から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。2歳のとき、マークリ牧場から「北海道4月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、コスモスによって535.5万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

6月13日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた4戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

9月5日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月26日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3歳（1999年）

1月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月9日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦のこぶし賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカナディアンマキに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中3週で迎えた11戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた12戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた14戦目は、4歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、4歳B（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた16戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた17戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた18戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、4歳B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた22戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャドウヒリュウから半馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のIAT杯（盛岡芝1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山崎進騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた24戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 雪/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月2日、中4週で迎えた25戦目は、5歳B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎進騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（9戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（10戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（11戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーヒーローに半馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

8月27日、中2週で迎えた36戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎進騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターリージェントから半馬身差の2着となった。

4月23日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎進騎手（17戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎進騎手（18戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた44戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎進騎手（19戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。