メイショウバルドル（2004年生、母ブラックローズ）

メイショウバルドル（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光の神（北欧神話）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時12歳）と交配したブラックローズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月3日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のマイネルクラッチをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月14日、中5週で迎えた2戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3歳（2007年）

1月20日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月25日、中8週で迎えた4戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた11戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったスーパーマルトクに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に敗れた。

5月18日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

5月31日、中1週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた16戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた17戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。