ミズーリスカイ（2012年生、母コリンナ）

ミズーリスカイ（2012年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ミズーリ（アメリカの州名）の空」。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時15歳）と交配したコリンナが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方29戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2017年の一般B2五。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

12月27日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3歳（2015年）

1月24日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシェーンファルコを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、連闘で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウエスタンソレイユを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアーミーガールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2016年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

7月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャカを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた16戦目は、冬木立特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったオイヌサマに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月27日、連闘で迎えた17戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトーアアサヒに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5歳（2017年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したチェダーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカシマホープスターを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったエアルシアンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトミノバーディーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

5月30日、中5週で迎えた24戦目は、輪島市民まつり賞（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（9戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、鶴彬川柳大賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヴリルボルドーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカワキタグロワールをクビ差振り切って5勝目を手に入れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、山代大田楽特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた29戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR金沢第2戦（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（13戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた31戦目は、秋常山古墳まつり特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月26日、連闘で迎えた32戦目は、一般B1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、新冠産駒杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた35戦目は、林広昭知子結婚おめでとうでんがな記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（17戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた36戦目は、金沢城・兼六園特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（18戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた37戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（19戦2勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6歳（2018年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、すず椿フェスティバル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。