ドラマチックシチー（1993年生、母コンパニオン）

Dramatic City

1993.05.03

ドラマチックシチー（1993年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコクサイトリプル（当時8歳）と交配したコンパニオンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月28日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は516kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったダイフウジンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったインターシャークに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入った。

6月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で天間昭一騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったアサクサコンドルにねじ伏せられて約10馬身差の2着に敗北した。

8月24日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で天間昭一騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスバルシチーにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月15日、中2週で迎えた10戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。